サービスに関するFAQ
技術面
- 「天晴れ」とは、どのような仕組みのサービスなのか?
- 人工衛星やドローンで撮影した画像を解析し、農作物の生育状況を示したレポートを発行するサービスです。広範囲にわたって生育状況を調べられるので、すべての圃場を見に行くことなく状況を把握することが可能となり作業時間を減らすことが出来ます。50%以上省力化が実現したとのお声もいただいています。
- 生育状況が上空から正しく調査できるものなのか?
- 本サービスの構築にあたり、現場の生育状況の調査結果と本サービスの解析結果を、生産者や有識者を交えてデータ照合ならびに検証しております。ユーザー様には驚くほど合っていると好評をいただいています。
- どのような人工衛星を用いているのか?
- 常時地球観測を行う複数の人工衛星を用いています。弊社が代理店となっている人工衛星を用います。詳細はhttp://biz.kkc.co.jp/data/keisoku/satellite/を参照下さい。
- 国際航業が人工衛星を運用しているのか?
- 当社が人工衛星を運用している訳ではありません。
- 人工衛星とドローンのどちらも使うのか?
- 基本的に人工衛星の画像を用いますが、より高解像度(cm単位)で解析を行いたい場合はドローンの画像を用いることができます。両方の画像で同じ解析を行い、結果を比較できることも本サービスの特徴です。
- 解析の解像度は?
- 人工衛星の画像を用いた場合の解像度は3m-5m程度です。ドローンの場合は撮影高度や使用するカメラによって解像度は異なります。
- 新規開発した技術はどこか?
- 生育状況を正しく診断できる画像解析技術は当社ベースではございますが、専門研究機関や生産者の方々の意見を反映して構築しております。
- 診断レポートにはどのような情報が記載されているのか?
- 農作物の生育状況を示す穂水分やタンパク質の含有量の分布図が記載されています。レポートを元に収穫や施肥のタイミングを判断することができ、農作業計画を効率的に組み立てることが出来ます。
- 診断できる作物は?
- 現在は小麦・大豆・牧草・大麦・水稲が対象作物ですが他の農作物も順次追加予定です。他、ご希望の農作物がございましたらご連絡ください。
- 天候の影響は受けないのか?
- 台風や雨天、曇天などの場合は人工衛星の撮影も難しい場合があります。画像に雲が多く映りこんでいる場合含め、ご依頼時に入力いただく解析対象期間内で1番営農診断に適している画像を提案させて頂きます。画像をご確認頂いた後にご注文となります。
- ユーザー側に必要なシステムは?
- 特別な専用システムは必要ありません。インターネットにつながるPC、スマートフォンがあればサービスをご利用できます。レポートは一般的に流通している無償ソフトで見ることができます。
サービス面
- 利用申込はどのようにすればよいのか?
- 本サービスの専用Webサイトからお申込いただけます。
- レポートはどのようにして提供されてくるのか?
- 本サービスのWebサイトから、ログイン・ダウンロードしていただきます。レポートが完成してダウンロード可能になりますと、事前に登録いただいたメールアドレスに解析完了通知が届きます。
- レポートの再販は可能か?
- レポートの再販は不可とさせていただいています。本サービスで発行するレポートの知的財産権は当社が保有します。
- 第三者にアカウントを伝えて本サービスを使用させてもよいか?例えばJAが契約して組合員に使わせるなど。
- どのようなユーザーに使用させるかを事前に当社に届け出ていただくことで、第三者の方にご使用いただくことが可能となります。
- 診断をオーダーしてからレポートを受け取るまでどのくらいの時間がかかるのか?
- 本サービスの流れは、オーダーの受付→概算見積→ご注文の確定手続き→解析→納品となっております。対象面積やデータ量によって所要時間は変わります。
- 翌日の診断はオーダーできるのか?
- 依頼最小日数を7日と設定しておりますので翌日からの1週間としてオーダーは可能です。しかし、人工衛星へ優先的に対象地域を撮影する依頼が直前となるため、解析に適している画像を取得できない可能性が高くなります。少なくとも1週間程度の余裕をもっての診断オーダーをお勧めいたします。
- 利用料金はどのくらいか?
- 農作物と依頼解析名によって変動しますが、例として10㎢あたりで5万~となります。
※面積計算は所有するすべての圃場が含まれる面積の最大横幅と最大縦幅をかけた面積が対象となります。Webサイトでは診断オーダーを依頼しますと概算料金が表示されますので、事前に料金を確認いただくことができます。 - ドローンの撮影も行ってくれるのか?
- 本サービスにはドローンの撮影は含まれておりませんが撮影のご相談承ります。詳細につきましてはお問い合わせください。
- 利用前に見積りは発行されるか?
- 本サービスのWebサイト上で概算見積書の発行が可能です。
- ドローン撮影ではどのようなカメラを用いればよいか?
- 生育診断を行うには、「RedEdge」や「Sequoia」といったマルチスペクトルカメラで撮影いただくことが必要です。また撮影には隣り合う写真との間に十分な重複が必要であるなど、満たさなければならない撮影条件があります。撮影についてのご相談につきましては、ご相談内容とともにWebページの問合せフォームよりご連絡願います。
- 個人の農家であってもサービスを利用できるか?
- 基本的にJAさまなどの組織単位でのご利用を想定していますが、個人の農家であってもご利用は可能です。ただし、対象圃場が点在していたり、小規模な場合は割高になる恐れがあります。ご利用希望の面積にて一旦概算見積もりの算出をお願いいたします。
- レポートを毎日発行してもらうことはできるか?
- 毎日の診断オーダーを依頼していただければ、人工衛星画像がうまく撮れているかぎり毎日診断レポートの発行が可能です。ただし、利用料金は都度利用分となりますので、計画的にご利用いただければと思います。
- 解析対応できる最小面積は?
- 小さな圃場でも解析できますが、料金は10㎢ごとで計算されます。
- 利用料が発生するのはいつか?
- 診断オーダーの依頼→概算お見積→ご注文の確定手続き→解析→納品となっております。ご注文の確定手続きを確定した時点で料金が発生します。
- サービスを利用する上で必要な情報はあるか?
- 圃場の形状・農作物の種類が把握できるGISデータが必要になります。JAなどの場合、全域図面だけでなく地域ごと、生産者ごとのレポートが必要な場合は、これらを判断するための情報が必要になります。
事業面
- ターゲットとしている地域はあるのか?
- 日本全国を対象地域としております。現在は北海道にて多くご利用いただいております。
- 他社サービスとの違いは何か?
- クラウドを用いることでご利用したいときに手軽に生育診断をご依頼いただけます。また、ユーザーが特別な専用システムを導入することなく農作物の生育診断をご活用いただけることも大きな特徴です。
- 今後の機能追加・バージョンアップは考えているか?
- 対象作物の追加や診断メニューの拡充など、ユーザーの声を聞きながらより使いやすい機能を順次追加してまいります。
ご利用事例
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